病変確認のための前立腺生検
前立腺生検は、前立腺の組織に針を刺すことで細胞を採取し、前立腺の病変を確認する目的で行われます。これによって異形細胞の有無などを調べることができます。前立腺生検を行うときは、これに先立って感染症の有無などを調べます。この検査でとくに異常がなければ生検を行います。検査の際には、まず初めに局部麻酔を行ってから超音波で前立腺の状態を確認します。続いて、前立腺の内側に向けて12か所ほど針を刺します。この針に付着した細胞を採取し、がん細胞の有無などを調べます。なお、当院では日帰りで前立腺生検を行うことができるので、仕事などでお忙しい方にもおすすめです。
- 検査時間は15分程度です。
- 疼痛を和らげるため、仙骨ブロック(臀部への注射による麻酔)+局所麻酔を行います。
- 生検後は院内で休んでから帰宅いただきます。
- 安全のため(車の運転ができません)付き添いの方と一緒に帰宅して頂きます。
- 付き添いの方がいらっしゃらない場合は、局所麻酔剤のみでの検査となります。
ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法
ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法は、薬剤抵抗性の過活動膀胱・神経因性膀胱でお悩みの方などに対して行われます。麻酔を注射してから内視鏡を膀胱内に挿入し、極細の注射針を用いて膀胱内にボトックス注射液を注入します。これによって膀胱の筋肉を緩めることができるので、症状(尿意切迫感、頻尿、尿失禁)が少なくなります。とくに、従来の内服薬や貼付薬では十分な効果が得られなかった患者さまなどにお勧めで保険診療で行うことが可能です
- 検査時間は15分程度です。
- 疼痛を和らげるため、仙骨ブロック(臀部への注射による麻酔)+局所麻酔を行います。
- 生検後は院内で休んでから帰宅いただきます。
- 安全のため(車の運転ができません)付き添いの方と一緒に帰宅して頂きます。
- 付き添いの方がいらっしゃらない場合は、局所麻酔剤のみでの検査となります。